ドナリエラ
奇跡の微細藻類のひとつ
「ドナリエラ・バーダウィル」の紹介
2017年4月26日から8月6日まで、東京農業大学「食と農の博物館」にて、『微細藻類の輝きしき未来』と題した特別展が開催されました。
その展示の中心にあったのが、微細藻類のひとつ、ドナリエラ・バーダウィルです。
そして同年7月7日、ワイツマン科学研究所、日健総本社、東京農業大学の三者による包括連携協定が締結されました。
この出会いが、太古の生命と現代科学をつなぐ、新たな研究の扉を開いたのです。
では――マイクロアルジェ、微細藻類とは、いったい何なのでしょうか。
地球が誕生しておよそ45億年。
そのうちの35億年という長い時を、絶えることなく生き続けてきた生命があります。
それが、マイクロアルジェです。
まだ大陸も、森も、動物も存在しなかった太古の海で、彼らは太陽の光を受けて光合成を行い、二酸化炭素を吸い込み、酸素を生み出しました。
それは、地球最初の光合成生物。
海に酸素が満ち、魚が生まれ、森ができ、やがて人間へと、すべての命の物語が始まりました。
現在、地球上には2万から3万種以上のマイクロアルジェが存在するといわれています。
その中で、ひときわ強く、そして美しく輝く存在が、ドナリエラ・バーダウィルです。
強烈な太陽光、酸素の少ない水、そして塩の結晶が浮かぶ極限の環境。
その中で生き抜くため、ドナリエラは自らを守る力――
豊富なβカロテンと多彩なカロテノイドを生み出しました。
その深いオレンジの色は、まるで命の盾。
自然が生み出した、生命防御の叡智です。
この神秘に魅せられ、世界三大研究所のひとつ、ワイツマン研究所で本格的な研究が始まりました。
その後ワイツマン科学研究所と日健総本社による共同研究を開始。
世界で初めて、ドナリエラ・バーダウィルの大量培養に成功しました。
ドナリエラ・バーダウィルには、14種類以上のカロテノイドが含まれています。
ドナリエラの持つ高い抗酸化作用に、多くの科学者が注目しました。
1986年、旧ソ連・チェルノブイリ原発事故。
放射線被害が深刻化する中で、ドナリエラに含まれるβカロテンの可能性に、イスラエル国立病院ハダサ病院が注目しました。
極限の環境で自らを守り抜くその力が、放射線による影響への研究のヒントになるのではないか――
そう考えられたのです。
その後、イスラエルのテルハショメル・シバ病院をはじめ、世界各地の医療機関で共同研究が進み、多くの成果が報告されました。
さらに日本でも、大学や研究機関との連携により、いくつかの医薬品関連特許が取得され、ドナリエラの安全性と有用性が科学的に検証されています。
そして今、日健総本社の手によって、ドナリエラ・バーダウィルを超える新たな株――
ドナリエラ・タナカヨシホ株の培養にも成功しました。
そしてその叡智を受け継ぐ場所――
それが、沖縄・石垣島の生産基地です。
石垣島は、海水・真水、そしてその両者が交わる汽水が豊富に存在する、極めて稀有な環境です。
その多様な水質条件は、あらゆる種類のマイクロアルジェ(微細藻類)の生育に適した理想の地といわれています。
まさに、生命の原点が再び息づく島なのです。
この培養システムには、日健総本社が独自に改良・確立した世界最先端の技術が導入されています。
「自然と科学の融合」を体現したこの場所から、地球の叡智を次の時代へとつなぐ挑戦が、今まさに進められています。
35億年の生命の叡智が、再び新たな光として輝き始めているのです。
太陽の光、海の塩、そして時の試練。
そのすべてを乗り越え、今も生き続けるドナリエラ・バーダウィル。
それは、35億年の進化を生き抜いてきた生命の結晶とも言える存在です。
マイクロアルジェ――
それは、地球最古にして、最も未来を感じさせる生命体。
小さな藻がもつ無限の力が、これからの健康、そして地球の未来へとつながっていきます。